11月17日に東武東上線の森林公園検修区でファミリーイベントが行われました。
開催された内容は以下の通りです。
今回は、私たちが体験したことを中心に紹介していきます。(一部体験していないものも有)


東武東上線 リバイバルカラー8111F東上線イベント号(ツアー)


8111Fは、現在、東武鉄道のスカイツリーライン、伊勢崎線、日光線、野田線の臨時列車として運行されています。
東上線での運行は、2011年6月30日の終電をもって引退となり、今回のイベントツアーで8111Fが東上線で運行されるのは、約1年ぶりとなりました。
リバイバルカラー8111Fの乗車には、東武トラベルでの予約申し込みが必要で、乗車した人全員には、
オリジナル方向幕タオル、オリジナル乗務員手帳、特製掛け紙付弁当などの記念品、イベント会場での先行車両撮影会が行われました。

車両撮影会


日々、東上線で活躍する車両の展示会が行われました。
展示された車両は、8000系、9000系(試作車)、10000系、30000系、50090系と、特別に2013年3月16日に直通運転を開始した東急東横線の5050系(4110編成、Shibuya Hikarie号)が展示されました。


車両説明



8000系

路線沿線の人口の増加により、乗客増加の対応と旧形車両の置き換えを目的に、
1963年から1983年までJR(旧国鉄を含む)以外の私鉄車両では最多両数となる712両が生産されました。
この車両は、東武鉄道の顔と呼ばれるほどです。現在は、老朽化が進み廃車となるものが多くなり両数が少なくなってきています。

9000系

1981年に通勤型車両として東上線に配属し、
東京メトロ有楽町線直通車(副都心線にも直通)として10両編成(1編成10両)が製造されました。
10編成すべてが東上線に配属しており、この10編成は、試作車と量産車にわかれます。

10000系

1988年4月に東武伊勢崎・日光線に登場しました。
1989年8月には東上線にも登場し、この年に生産された車両は、外扉の素材をステンレスからアルミに変更しました。
2013年4月には野田線にも登場し、帯の色をロイヤルマルーンから東武60000系を真似した、青と黄緑に変更しました。(通称ファミマ色)

30000系

1983年に東京メトロ半蔵門線との直通対応車として伊勢崎線に登場しました。製造当時はまだ半蔵門線との直通運転は計画途中だったため、
伊勢崎線、日光線などの地上線で運行されました。2003年に半蔵門線・東急田園都市線との直通運転が開始され、計画通り30000系が直通運転を担当しました。
しかし現在は伊勢崎線に50050系が直通対応で導入されており、30000系の一部の列車は直通運転の担当を外され、
再び伊勢崎線、日光線などの地上線で運行されています。また、東上線への転属などが行われています。

50090系

2008年6月14日のダイヤ改正により東上線で運行されるようになった座席定員制列車の「TJライナー」用に導入されました。
特徴は、50000系列で今までなかったロイヤルブルーの帯と車体にあるTOJO LINEの文字です。
またこの車両は、TJライナー以外に普通・準急などの種別での運用も行うため、TJライナー・池袋方面の快速急行(17時以降)の運用の際は
クロスシート(2人掛け)、それ以外の運用の際はロングシート(六人掛け)に変更することができます。

5050系(4110編成、Shibuya Hikarie号)

東武鉄道は保有する車両ではなく、東急電鉄が保有する車両で、
東京都にある渋谷駅に隣接する「Shibuya Hikarie」の開業1周年を記念して登場した車両として2013年4月に登場しました。
号車によって車内の仕様が変わっていて、ハートの模様が一つだけ車内のどこかにあります。

車両洗浄線体験乗車

車両洗浄線体験乗車で使用された車両は東武50090系で、「洗浄ライナー」して運行されました。
洗浄ライナーは1〜3号までで、イベント会場で配布された整理券で乗車が可能でした。1本約25分の乗車時間で、
留置所から洗浄線を通り車庫までの1往復です。洗浄機を通る際、最初に洗剤をかけられてから水の中を通って行き、
留置所まで戻る際も同様に洗浄機の中を通って行きました。

こども制服着用体験

東武50090系、東武8000系の前で、運転士や車掌さんたちと写真を撮るものでした。
いつも撮れないような位置から車両と運転士や車掌さんの撮影で多くの人でにぎわっていました。
特に幼稚園や小学校低学年の子供たちが多く体験していました。私たちはやっていませんよ。


電車の体験台体験・車両操作体験


車両操作体験では、東武8000系を利用して車内放送の体験や運転席に座ってみたり、
ドアの開閉をしてみたりと、いつも運転士や車掌さんたちがしていることを体験できました。
車内放送では、東武鉄道や西武鉄道、東急電鉄の車内放送を自分で放送することができ、東武鉄道の放送マニュアルがありました。


東武鉄道および他社鉄道の出店


東武鉄道では、東武9000系のBトレインシティーの先行販売を行いました。他鉄道会社でも人気旺盛でした。


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